Robert Indiana / HOPE

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H871mm×W628mm×D20mm

1950年代からポップアート運動に携わったRobert indiana。実存主義を交えたアプローチで広告サインなどの商業芸術を思わせる独特のドローイングを描きましたが、やがて彼が『彫刻的ポエム』と呼ぶ作品群へと移行していきました。数字・多角形・単語など太い線で書かれた、はっきりとして単純に組み合わされたものが多く、広告のグラフィックデザインを思わせる作品はステンシルを使って作られています。彼の作品の中でもっとも知られているのは大文字の“LOVE”であり、正方形の中に四つの文字が収められ、“ O ”の文字が右へ傾いています。このデザインは絵画や版画、彫刻など多く活用されていますが、この“HOPE”のようにすべて同じ比率・同じ字体のデザインになっています。

彼は現アメリカ大統領オバマ氏の熱烈な支持者でもあり応援ポスターなど“HOPE”関連商品の収益金はすべてオバマ氏へ寄贈していたようです。