HOW TO HANG
ポスターの掛け方

海外では部屋の壁もインテリアの一部としてかなりの重要度を占めています。写真や絵、そしてポスター。好きなものを壁に飾りインテリアとして見せています。近年の日本でも住宅事情に変化が表れています。ピクチャーレールが設置してある賃貸住宅やリノベーション物件の増加により壁面への飾りつけがしやすくなってきました。ところが日本の住宅環境や文化、そして手間や壁を傷つける不安から壁をうまく有効利用できていないのが現状です。しかし実際にはさほど手間もかからず、傷も修復材などによって目立たなくできるようになりました。ここでいくつか壁に掛けるための準備や修復の仕方などをご紹介します。

作業に入る前に確認しておきたいこと

壁の内側の柱(間柱)の有無や壁の材質について。間柱や下地の有無や壁の材質によって使用する道具、小物等々変わってきます。この二点は押さえておきましょう。

間柱の有無を調べる

・壁をたたいて音で確認。詰まった音だと柱があり、少しの反響が感じられたら空洞。
・スティック状の下地探し・下地センサーという道具で調べることもできます。

壁が石膏ボードや木材の場合

間柱や下地がある場合
石膏ボード、木材の壁には、壁に対して斜めに釘を打ち込む石膏ボード・木製用フック(ステンレス製やスチール製)が一般的に使用されていています。
安価な上、金槌で簡単に打ち込めるのでこちらをおすすめします。

間柱や下地がない場合(下地等があっても可)
額吊金具の石膏釘Jフックの使用をおすすめします。
中空の石膏ボードでも充分な耐荷重を得られ、下地の有無を気にする必要もありません。細い釘を使用するため抜き跡が目立ちにくく気軽に使えます。

壁がコンクリートの場合

振動ドリルで壁に穴を開けます。
開いた穴にプラスチックのプラグを適度に差し込み、ネジを挿入しハンマーで適度の深さまで打ち込み作業完了です。取り外しはスクリューネイルのネジをゆるめます。

※ドリルはIKEAなどで比較的安価で購入が可能です。また、レンタル工具を取り扱っているホームセンターもあり、200〜300円程度で借りられます。

ポスターフレームの裏側を傷つけたくないようでしたら、釘等の突出部分にマスキングテープなどでクッションを作ることをおすすめします。

後々のことを考え壁紙に穴をあけることに抵抗がある方は

あらかじめ壁紙にコの字(上開き)の切り込みを入れ、その部分の壁紙を剥がし、そこに穴を開けます。現状回復時には剥がした壁紙を元のように張り直します。
穴や若干の傷については、その箇所を目立たないように修復できる修復材が市販されています。

ちょっとしたことですが、壁に掛けた額が前に傾きお辞儀をしてしまうことがあるかと思います。傾きが気になります方は、額の裏側に何かを挟んで角度を調節するもできます。あまり重量のないもの(例えばスポンジ)をおすすめします。

このような方法で気軽に壁を利用することができます。ポスターに限らず色々なアイテムを壁に掛けてみては如何でしょうか?海外では壁一面に様々な大きさや素材のポスター、写真、フレームを飾りつけています。多く飾るとバランス感など難しく感じてしまいますが、 色々なものを自由に、そしてお好みのスタイルで飾りましたらきっとお部屋空間の可能性が広がることでしょう。