オープン当時の店内

 

ABOUT
KNAPFORD POSTER MARKET

日本に比べて海外では絵画やポスターをセンスよく壁にかける習慣、インテリアとして生活の中に取り入れていく感覚が古くから根付いていて、様々なジャンルのポスターが数多く流通・取引されています。ヴィンテージポスターはオークションサイトでも高値で取引されていたり、また画家やアーティストのサインが入ったポスターは希少価値を持ったアート作品にもなり得るコレクターズアイテムになっています。またアメリカでは多くのデザイナーがポスターをたくさん制作・販売していて、その数はEtsyなどの通販サイトを見ても膨大に刷られていることが分かります。それが残念ながら日本ではまだ関心が低く、流通も少ないのが現状です。

 

CONCEPT

ここ数年でライフスタイルを表現するためのインテリアの質が高まってきていることを実感しています。そこでナップフォード・ポスター・マーケットが目指すのは「インテリアとしてのポスター」を提案していくこと。そのためにもポスター単体で販売し、丸めた状態でお渡しすることはせず、ポスターに合った額縁をきちんと選び、額装した状態で販売するスタイルを取っています。ライフスタイルにこだわりを持っている方、これからこだわっていきたいとお考えの方の部屋をより素敵な空間に演出するインテリアのアイテムのひとつとしてポスターを広めていきたいと思っています。

 

OUR MESSAGE

昔は街でポスター屋さんをよく見かけた記憶があります。お店に入り大きな厚紙に挟まったポスターをレコード屋でレコードジャケットをめくるように探す・・・そういう光景をご記憶の方もいるかもしれません。しかし当時の日本では、ポスターを壁に掛けることが難しいなどの住宅事情からか、需要が減り、お店も減り、ポスター文化は衰退してしまったかのように、すっかり見かけなくなりました。それがここ数年、中古マンションのリノベーション物件が増加したり、新築物件だけでなく、賃貸物件でもビクチャーレールが備え付けられている部屋も珍しくないといった住宅環境が大きく変化し、ポスターを壁に飾れるような部屋も増えてきました。

またポスターに限らず家具やキッチングッズ、ガーデングッズなどライフデザインアイテムの質が一部のインテリアに敏感な層だけでなく全体的に高まり、広まってきた印象があります。IKEAなどデザイン性の高い家具が安く買える時代になり、ライフデザインに対しての関心が広く浸透してきているかもしれません。そのような影響もあってか日本でも徐々に額装されたポスターを取り扱うインテリアショップが増え始めてきました。

ポスターを所有していても額装せずに丸まった状態のままという人も多いのではないでしょうか。もし家に丸まって眠っているポスターがあればぜひ広げて飾ってみてください。それでポスターのよさを再発見してもらえれば幸いです。

 

KNAPFORD POSTER MARKET /INOUE BROTHERS(KYOTA & KEITA)

 

COMMITMENT TO FRAME

ナップフォード・ポスター・マーケットで販売しているポスターは決して安くはありません。その理由は品質のよい額縁に入れているからで、私たちはポスターだけでなく額縁の存在感もとても重要であると考え、額縁選びにも強いこだわりを持っています。仕入れコストで妥協せず、最高の一枚になるよう国内の多くの美術館や多くのアーティストからも額装の依頼を受けている老舗の額縁屋さんをセレクトし、見た目の印象や木の質感だけでなく、額縁とポスターとのサイズのバランス感、耐久性など、ポスターそれぞれに最適なものを話し合い、オーダーしています。

KNAPFORD MEANS

店名の一部にあるKNAPFORD(ナップフォード)はオーナーと小さな息子が愛して止まない『きかんしゃトーマス』に登場する駅の名前(ソドー島という島で一番大きな駅です)。あのナップフォードの町にお店を出したい、それが2014年OPENの時点で大切にしている想いを形にして残すことにつながるのではないか、そんな想いから名前をつけました。