Robert Rauschenberg / Boston Symphonie Orchestra 1980

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H988mm×W668mm×D44mm

1881年創立のボストン交響楽団が1981年に100周年を迎えた時の記念ポスター。

デザインはRobert Rauschenberg。バックのアトラクションにバイオリンが重なっていますが、こうしたところがRobert Rauschenbergの言う“芸術と生活の橋渡し”の一端なのかもしれません。

このポスターが使用されていた当時、すでにボストン交響楽団の音楽監督は言わずと知れた日本人指揮者小澤征爾氏。情緒的な表現様式によってボストン市民を魅了し、市中でもっとも愛される音楽家で歴代のボストン響の指揮者の中でもっとも任期の長い指揮者でありました。そうした意味でもとても身近に感じる一枚です。

オフセットプリント。

Robert Rauschenberg<1925年10月22日 –2008年5月12日> アメリカ出身のアーティスト。日用品やその他日常的なあらゆるものをコラージュしていくコンバイン・ペインティングと呼ばれるシリーズに代表されるように、芸術作品というよりは「芸術と生活を橋渡しする作品」をコンセプトとして制作活動を続けた。1964年のベネチア・ビエンナーレで最優秀賞を受賞したことにより、世界的に有名になる。